整備性

連日、パソコンの前での設計が続きます。
私自身もその一人であり、必要事項を満たし理想をバランスさせることに苦戦しています。
私が担当しているのはリアアップライトです。
走行前後のメンテナンスやサーキットでのセッティングにおいても比較的触ることの多いパーツです。それが故に設計段階で十分に考慮すべきことがあります。それは整備性です。
整備性は機械設計において考慮して当然なことではありますが、工具の種類やサイズ、工具を使う時の力の掛け方や動き方、目視による確認のし易さなど、考えるべきことが思いのほか多くあります。また、その他の設計事項と比べ頭の中でイメージすることが多くそれをCAD上に再現することは今の私には容易ではありません。なので、いつもパソコンの前に使う工具を並べて検討しています。
今後、他のパーツの形状がきまり干渉などの不具合もでてくるはずですので、しっかりと今の段階の仕事をしていきたいと思います。

TEXT:Nobuaki Ikeda

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