吸気設計


チームはシェイクダウン後、走行や新入生勧誘、そして現在はデザイン審査文書の製作、コスト審査のための図面作りと相変わらずイベント盛りだくさんです。

そんな中私は吸気系担当で、4月上旬からつい最近まで吸気系の設計をしておりました。とはいっても、時間も限られているので、サージタンクの大きさ、タンク出口から吸気バルブまでのパイプの長さを変更するというマイナーチェンジになりました。
その結果、約6400回転時に吸気効率がよくなり、アクセルレスポンスが昨年度に比べて約20%向上した吸気を設計しました。
しかし、それで一息出来るわけではなく、現在は材料確保に奔走しており、確保でき次第製作開始と、まだまだ忙しい日々は続きそうです。
設計・製作とも、前年度吸気系担当の先輩、テクニカルリーダーなど、先輩に頼ってばかりですが、今後はこの経験を生かして、来年度は流体解析ソフトを使いこなしたタンクや系全体の形状の再考、製作方法や材料の見直しといったことを、自立して自分で考え、実践していきたいと考えております。
また、担当パーツ以外の知識もつけ、下回生の模範となれるようがんばっていきたいと思います。


TEXT:Kazutoshi Yoshioka
http://www.grandelfino.net/