オールアセンブリー


定期試験が刻々と迫っており、フォーミュラ活動をしつつも、試験勉強と学期末のレポート提出ラッシュに追われております。車両の設計はオールアセンブリーという、CAD内で各部品を統合して一台の車両にする作業段階に入っています。


私たちのチームではこのオールアセンブリーで、一度、実物を作る前にCAD内で車両を作ります。そして、ステアリングを切った時にタイヤが設計通りに動くか、ロールやピッチにおいてパーツ同士の干渉が起きないか等のシュミレーションを行い、致命的な問題の有無の確認や、細かい数値の決定を行います。


そのオールアセンブリーも現在では車両がCAD内で自立する状態にまで完成しつつあります。
途中、設計した数値の間違った部分に出くわしたり、設計の変更によってアセンブリーが一部作り直しになったりといった事もあり、長い道のりでしたが、ようやく車両らしい形となってきました。パーツによっては、製作段階に入れているものもあります。


定期試験までに完成させられるかどうか、まだ分からない所ではありますが出来るだけ早く完成させたいと思います。

TEXT:Yasuhiro Hiraki

http://www.grandelfino.net/