等価構造計算書
等価構造計算書は構造同等性フォームとも言われ、基本的にレギュレーション通りの部材を使用していれば、その旨を記載するのみで良い書類です。しかしながら、年々レギュレーションで指定される部材が増え、軽量化をメインコンセプトとする私たちの車両には不利になりがちです。
2009年度では、規定のない部材の範囲で複合材料を各部に適用したため、計算や実験等の結果書類を提出しませんでした。2010年度はレギュレーションで指定される部材に複合材料を適用し、さらなる軽量化を行うために、実験等のレポートを含めた書類を作成しました。
今回、この書類が本当に妥当な計算であるか、問題ないかを検証していただいた結果が返ってきました。結果は、「OK」ということでした。今回の経験がこのチームの車両を今後更に軽量化を行っていく足がかりになったのではないかと思います。
TEXT:Takayoshi Katagi
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