製作状況について


三月も半ばになり、大学の春季休業(車両製作期間)も残りわずかとなってきました。昨年度に比べ一人一人の技術が低下しているため、なかなか思うように手際よく作業が進まないのが気になりますが、それでも作業人数が昨年度より多い事を頼りに何とかしていきたいと思います。


現在、サスペンションアームのスフェリカルケースの部分を製作しています。このパーツは昨年度の製作の際には溶接時の熱によるひずみでスフェリカルのはめあいに苦労させられたので、今年度は溶接後に切削加工を行うように加工手順を見直す事によって昨年度より品質の高い製品になるように工夫しました。


自分自身は昨年度の経験を生かして作業していけているので、作業に集中出来さえすれば順調に進めていけます。来年度には後輩たちがそうなるように仕事を振り分けていきたいとおもいます。


TEXT:RyoItani
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