コストレポート

7月1日にはコストレポートの提出期限が迫っているため、北神戸の走行会がおわってからはみんなはまたデスクワークに励んでいます。

コストレポートとは車両製作にかかったコストをレポートにして提出します。
かかったコストはレギュレーションで規定された25000ドルを越えてはいけません。
費用の計算は購入した部品のコストは当然計算しますし、鉄パイプ1本の材料費から手作業で曲げる作業コスト、旋盤などでの加工費などのコストも計算します。
部品が出来てから組み立てる行程表をつくり、その間にかかる人件費も計算します。
これらの費用はすべてレギュレーションに定められていて(たとえば、穴あけ一つ何ドル、溶接何センチ何ドルといった具合に・・・)記載する書式も決まっています。
結構な量の書類になってしまうので大変ですが自分で作ったマシンを見直す上でも有意義な作業です。


ちなみに価格がすべて「ドル」なのは学生フォーミュラのレギュレーションが海外のFormulaSAEのレギュレーションを基にしているためです。
当然、「ドル」は「円」に計算しなおさなくてはいけません。


TEXT:Amane Kitayama