大会5日目


2016年度プロジェクトリーダーの中田です.
第14回全日本学生フォーミュラ大会が閉幕しました.
これにて2016年度の本活動も一段落となります.

最終日は朝早くから会場へと赴き,前日に引き続き最終チェックを行いました.
この日は終日にわたっていい天気で,恵まれた天候の下,最終審査,エンデュランスの出走となりました.
エンデュランスでは,ドライバー交代の際にすぐにエンジンがからず,一時はヒヤリとしましたが,何とか点火し,無事に20周を走りきることができました.

台風の影響で昨年度に引き続き,一部審査が中止されることも予想されましたが,今年度は雨に降られながらも全審査が行われ,動的競技をすべて完走できました.
今年度の大会の結果は以下のとおりです.


静的審査
コスト審査:6位
プレゼンテーション審査:38位
デザイン審査:23位

動的審査
アクセラレーション:27位
スキッドパッド:1位
オートクロス:4位
エンデュランス:2位
燃費:7位

また,表彰式において,以下の賞をいただきました.


経済産業大臣賞(総合優勝)
ICV総合優秀賞1位
スキッドパッド賞1位
耐久走行賞2位
ベストラップ賞2位

今年度は総合優勝を目標として活動してきており,この結果にはホッとしています.
4年ぶり2度目の総合優勝,2年連続の日本一とこのチームも強豪校と呼ばれるにふさわしくなってきました.
特に,日本大会では2回目の優勝は上智大学に続き2校目であり,この成績は誇れるものだと自負しております.
ここまでこのチームが成長できたのも,ひとえにFAをはじめとした大学の教職員,スポンサー,OB,メンバーの家族の方々のおかげです.
深く感謝申し上げます.
また,5日間にも渡る大きな大会の運営に携わってくださった方々に厚く御礼申し上げます.

私がチームリーダーとなり一年が経ち,その役目を終えようとしてますが,この一年間,反省すべき点がたくさんあります.
この活動では金銭的な対価がなく(むしろ部費を払っています),さらにはメンバー全員この活動よりも優先すべきこと(主に学業)を抱えています.
こういった中でレポートや睡魔,遊びたい気持ちと戦い,モチベーションを維持しながら活動を続けていくのは簡単なことではありません.
事実,多くのメンバーがチームから去っていってしまいました.

大会の結果には満足していますが,反省すべき点は反省し,来年度は副リーダーとして,リーダーを支えていきたいと思います.
今後もよい成績を残し続けることができるよう,引継ぎや新メンバーの拡充をはじめとして,盤石な体制づくりに注力していきます.

最後になりますが,改めまして大会運営関係者、大学の教職員、スポンサー、チームメンバーの家族の方々に深くお礼申しあげます.
今後ともグランデルフィーノを宜しくお願い致します.

Text:Yusuke Nakata
http://www.grandelfino.net